脳内科医Jのブログ

実りある人生のために

【お金・投資】投資の始め方

 前回の【お金・投資】で書いたように、自己資産を3つに分けて管理しています。そのうちのひとつ「増やすお金」について、スタートのときから現在までを振り返ってみます。

 資産管理を考えるようになったのは、2017年後半。その頃は、仮想通貨(いまは暗号資産というのかな)バブルで、ビットコインを中心とする仮想通貨への投資が流行っていたように記憶しています。多くの億り人が誕生した一方、多くのイナゴ投資家の方々が大変な思いをされているという情報がありました。

 そんななか、2018年1月からつみたてNISAが始まるということで、いろいろな雑誌や書籍を書店で目にするようになりました。NISAは銀行窓口で言われるまま口座のみ開設はしていましたが、何をするものやらよく分かっておらず、手付かずで数年経過していました。この頃やっと、「積立投資」の有用性、ドルコスト平均法によるボラティリティ低減効果、少額から始められるなど、ヨチヨチ歩きの知識がついていきました。

 とりあえず、少額でもなんでも、始めることが大事。

 

 ということで、とにかく「積立投資信託」を始めることとし、次のようなステップを踏んで、つみたてNISA、iDeCoを始めるにいたりました。

 ①月々の収入と支出を把握し、キャッシュフローを見積もる。

  固定費で削減できるものは削減する。たとえば、

   携帯電話は、キャリア→格安へ変更(楽天モバイル

   銀行は手数料や金利を考慮して、メインはネット銀行へ変更

   無意味に加入していた学会は退会

  いままで加入していなかった生命保険への加入(子供が生まれたから)を検討。

  ポイント還元のお得さ、年会費を軸に、クレカの見直し。

 ②毎月いくら投資に回せるか、つまりリスク資産へいくら振り向けるか。

  安全資産として、

   現預金;月々の生活費の6か月分を目安にストック。6か月分をクリアしたら、次は1年分のストックを目標に。今はもう少しで1年分に到達しそう。

   住宅ローン繰り上げ返済用;毎月現預金を積立

   教育費用;毎月現預金を積立

  これらを差し引いた残りを積立投資に回すことに。

 ③当初は慣れてないので、精神的安定を確保するため、毎月1万円程度からスタート。徐々に増やしていき、約3年経つ今では、毎月16万円を積立投資に回しています。

 

 最初は、今の月々のキャッシュフローで現預金と投資に回すのは、まず無理!キツイなぁというところから始まりました。でも、上記のようにキャッシュフローを見直すだけで、そういう余裕資金ができ、それも短期間で徐々に増やしていくこともできました。ちょっと考えるだけで、無駄な支出があるものだと実感しました。まさに、塵も積もれば山となる。お金をふやすのも、無駄を減らすのも、その精神ですね。