脳内科医Jのブログ

実りある人生のために

【お金・投資】つみたて投資、私はこうやって始めた

 前々回の【お金・投資】で、投資用資金を確保するためのアクションについて振り返ってみました。

 今日は、その資金を使って、ど素人の私がどうやって投資を始めたかをご紹介しながら、振り返ってみます。

 

 投資といっても、「株式個別銘柄」「債券」「REIT」「ETF」「不動産」「外貨預金」・・、いろいろあります。

 いろいろと勉強していて、よく見かけたのが、お金の置き場所は次の3つ。

 ①「現金」:タンス預金はありえないので、通常は銀行預金か郵便貯金普通預金金利が0.001%、定期でもよくて0.2%あたり、ネット銀行の系列ネット証券との口座連動で0.1%。インフレ目標2%が達成されると実質購買力は目減りしてしまうので、ここはメインにはできない。緊急生活資金、教育用資金など安全性と流動性を優先する使途のものに限り、必要最低限にとどめることに。ただ、「外貨預金」は、金利差、為替差益で利益を得る可能性があるので、考慮する。

 ②「現物」:不動産、金、絵画、時計、ワインなど。不動産投資は、素人が最初に手を出すにはハイリスク。多額の融資を受けてローンを組んで、レバレッジを効かせた投資なので、ローンが終わり、入居者がいて、家賃収入が見込めれば、大きな資産形成につながる。2年くらい前、真剣に勉強し、悩み、プロにも相談したが、一旦断念した。

 ③「紙」株式、債券、REITなど。

 

 やはり王道は、株式と債券と考えるに至った。どちらも、少額から始められるものとして、投資信託があり、しかも「積立」することによって、ドルコスト平均法を使ってリスクを下げることができる。

 資産のアセットアロケーションを考えるうえで、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の例」がひとつの参考になる。その当時は、実質的な期待利回りが1.7%となり、リスクを最も抑えられることを目標に決めていて、株式:債券=50 : 50、株式は国内 25%、外国 25%、債券は国内 35%、外国 15%だった(2020年4月1日からは、運用目標は同じですが、4資産25%ずつになっています。)。

 しかし、当時から債券は金利が0%近くに張り付いていて、債券価格も高い状態でした。今後、金利は下がる余地はほとんどなく、仮に上昇した場合は債券価格が下がって、値下がり損するだけなので、債券投資の魅力はあまりないと考えられました。このような低金利の時は、株式運用が一番と考え、また、年齢的にも積極的に運用すべきと考えて、結局、株式100%で運用を始めることにしました。

 仮に金利が上がり始めたら、ある程度は現金や債券に振り分けるという、安全対策を念頭におきました。

 

 株式のアセットアロケーションは、世界の株式時価総額と同じ割合にするのが一つの参考になる。当時は、日本:先進国:新興国 = 1 : 8 : 1という割合だったが、主観を入れて、2 : 6 : 2くらいに設定して始めることにした。

 ポートフォリオは、いろいろと試行錯誤した結果、現時点で次のような内容になっています。

 

f:id:dragstar96:20201209224449p:plain
 

 インデックス8本、アクティブ7本となっています(ベトナム成長株インカムファンドは積立ではなく、価格が下がったときにちょこちょこ買ってる程度です)。「低コストのインデックスファンドが基本!」というのは分かっていますが、値上がり益重視、楽しみの一つ的にアクティブを組み込んでいます。でも、購入額、時価総額はインデックスファンドの方が多いです。それと、株式投信だけではありますが、地域分散はかなり効いていると思います。

 半年に1回程度、目標のアセットアロケーションになるように時価総額をチェックしていますが、現状ではまだリバランスはしたことがありません。

 つみたてNISAは+17%SBI証券内の分は+10%楽天証券内の分は+24%iDeCo+15%、レオス直販の分は+28%と、始めて2~3年程度ですが、現在の株高の恩恵を受けてかなりの含み益があります。これを見ていると、アメリカ株式、アクティブファンドのパワーは強いように思います。feeを考慮すると、アメリカ株式のインデックスファンドが一番強いですかね。

 

 アセットアロケーションポートフォリオ、考え方など、みなさんのご意見をいただければありがたいです。