脳内科医Jのブログ

実りある人生のために

【お金・投資】知識ゼロからお金の管理について考えた

 2017年頃の話になりますが、まず取り組んだのが、自分の資産状況・管理方法の検討です。当時はなにも考えることなく、給与とバイト代の振込、なんちゃって積立貯金をメガバンク2行で適当にやっていましたので、使うお金も貯蓄も混同で、なかなか思うように貯蓄が進んでいませんでした。

 これをどう手を付けていいかわからず、書店をふらついてみると、マネー関係の書籍や雑誌がたくさん出版されているのを初めて知りました。書店といえば、ここ数年は医学書コーナーしか立ち寄っていなかったので、世の中のことをホント知らなかったです。

 まず導入として購入したのが、以下の2つの雑誌。

「これ一冊で、一生お金に困らない」 日経トレンディ別冊

「お金をムリなく増やす鉄則を教えます」 文藝春秋

 ホントに初歩的なことが分かりやすく書いてあり、これをバイブルとして勉強と実践をし始めました。

 

 まず家計管理。有名な(当時は全く知りませんでしたが)FPの横山先生の記事でしたが、「使う口座」「ためる口座」「増やす口座」の3つに分けること。今となっては、至極当然の管理方法と分かりますが、当時はこんなところから始まりました。

 次にどの銀行を使うのがいいのか。当時は、メガバンク2行とS銀行に口座を持っていましたが、冷静に考えると、ATM手数料や振込手数料が意外に高かったり、なんにしても窓口での対応だったりといった不便さに気づきました。いかにお得に、便利に利用できるかを念頭に、利用する銀行を検討してきました。

 各種手数料、各種手続き方法、預金金利、金融機関としての信用度合、ネームバリューなど、いろんな要因を検討した結果、現在は以下のような使い分けで落ち着きました。

 

「使う口座」

 ①住信SBIネット銀行三井住友銀行

  ・給与振り込みをこの2行に分けて、前者:後者=5:1の割合で入金。

  ・住信SBIネット銀行の方は、

   光熱費、通信費、保険料などの固定費をカード払い。

   子供の学費と習い事、カード買い物、住宅ローン、管理費、貯蓄と投資。

  ・三井住友銀行の方は、

   食費、雑費、水道料金などのメガバンクでしか引き落としできないもののため。

   管理は妻にすべて委ねている。

 

「ためる口座」

 ①ソニー銀行

  ・きっかけは、デビットカードのポイントが現金還元であることで、自分の小遣いはソニー銀行デビットカードを利用している。

  ・キャッシュバック率を上げるため、円定期預金に一定額を預けて、シルバーステージを確保。これでキャッシュバック率1%を維持。これより上のステージは、外貨預金や投信が必要ですが、ソニー銀行ではそれをやる予定はないので、ここまで。

  ・円定期預金は1か月にして、緊急生活資金としての流動性を優先。

  ・円積み立て定期預金は、子供の学資として利用。金利は高くないが、学資なので安全性を優先。各社の学資保険は、還元率が期待ほどではないのと、流動性がゼロなので、魅力を感じなかったので、利用せず。

  ・海外への出張や旅行の際に使用することを想定して、外貨預金も定期積立。円高・円安の波を均てん化するため、毎月定額積み立てで。シルバーステージでドル為替コストを抑えられる利点があること、また、海外でデビットカードで外貨支払いできる便利さに魅力があり、ソニー銀行で外貨預金している。

 ②オリックス銀行

  ・ATMなし、キャッシュカードなしという、他行にはない特徴のある銀行。その分、預金金利に反映し、資産運用を主軸に置いている銀行。

  ・毎月定額を円定期預金。円定期期間を2週間にして、緊急生活資金としての流動性を優先。

 ③住信SBIネット銀行

  ・「目的別口座」で、使途別に分けて預金。特に、家族旅行などのイベント、家族で共有するものの買い物など、ちょっとまとまったお金が必要なものに使う。流動性優先。

 

「増やす口座」

 ・増やす口座は、低金利の今は銀行は選択肢に上がりません。銀行は流動性と安全性を優先するお金の預け先として位置付けています。

 ・なので、増やす口座は証券口座を利用しています。これは「投資」なので、詳細はまた別途記事にしたいと思います。

 ①SBI証券

  ・つみたてNISA

  ・積み立て投資信託

 ②楽天銀行 & 楽天証券

  ・iDeCo

  ・積み立て投資信託

  ・個別銘柄の株式投資

 ③レオスキャピタルワークス

  ・ひふみ投信

 

 以上のような形で金融機関を使い分け、お金の管理を初めて約2年半くらいになります。一旦いろいろ設定して初めてしまうと、後はほっといたら自動的に管理可能です。一応、数か月~半年に1回程度、残高・資産推移の確認をしています。

 マネーフォワードの有料プランを利用すると、一元管理できて、資産推移も一目瞭然なので、便利かもしれません。