脳内科医Jのブログ

実りある人生のために

【教養】禅の教え

 「主人公」

 主人公は、

 誰も観ていないと思っていても、いつもどこでも私の心と行動を観ている。

 周りの人々の言葉に惑わされず、心静かで確かな目を持って見つめている。

 彼は選り好みをせず、全てを平等に扱い、自分を忘れて人々の幸福を心から願う。

 他人の喜びを妬まず、我が喜びとして喜び、他人の苦しみ悲しみを我が苦として思い、常に穏やかな表情で相手を思いやり、その言葉は心から愛情を込めて対話す。

 そんな「主人公」は全ての人の中に住んでいる。私が善いことをした時には、心の底から喜びを与えてくれ、悪いことをした時には、心に動揺と反省を与える。そういう「主人公」に出会えた時、人は歓喜し、「悟りを得た」という。

 

 何かに書いてあるから、誰かが言っていたから、昔からの言い伝えだから、と、物事を鵜呑みにしてはいけない。これは良いことか悪いことか、正しいことか間違っていることか、智恵のある者が見て非難されるようなことか、これらのことは自分自身にふさわしくないか、周囲のことに惑わされることなく、自分で考えて判断するべき。そのために、「主人公」に目覚めることが必要。