脳内科医Jのブログ

実りある人生のために

【仕事】Parodi法

 先日久しぶりにParodi法でCASをやりました。

 いつも通り、CCAに8Fr Optimo EPDを留置。carotid Guardwireがないので、SHOURYU 7*7mmをECAに留置して、逆流回路を構築しました。

 Filterwireでlesion crossするときのみ逆流しておいて、ICA遠位でFilterwire landingしたら、順行性血流に戻して、定型的にPTA-Stentingを行いました。

 

 注意点は、stenting前にSHOURYUを抜去しておくことですかね。stent deploy後だと、SHOURYUが引っかかって抜けなくなるリスクがありますね。

 SHOURYUはもともと血管閉塞バルーンなので、保険償還も問題なし。