修身教授録より
すべて自分に対して必然的に与えられた事柄については、そこに好悪の感情を交えないで、素直にこれを受け入れるところに、心の根本態度が確立する。
さらに一歩進めて、これを天命として謹んでお受けするということが大切。
わが身の上に起こる一切の事柄に対して、すべてこのような態度をもって臨むべき。
これが最善の人生態度。この根本の一点に心の腰のすわらない間は、人間も真に確立したとは言えない。ここに修養の根本目標があり、真の人間生活は、ここからして出発する。
自分もいまだにこのような根本態度ができていない。特に仕事上のことについて。
禅語でいうところの、「恰好」と同じことを言っている。「恰も好し」。なんでもドント来い、ということ。
自分も、日々まだまだ修養が必要。