脳内科医Jのブログ

実りある人生のために

【家族】娘たちに伝えたいこと①

 娘2人、本当に健やかに成長していて、頼もしい限りです。

 2人とも、普段は家の中でも、お外でも、仲良く遊んでるけど、たまに家の中でおもちゃ、陣地?の取り合いで、喧嘩になっちゃうこともあるね。家の中の時間が長い時は、仕方ない面もあるよね。

 

 これは、もう少し大きくなった2人に向けて。

 そういう場面での2人を見ていて、いつも思うことは、

①「自分がされて嫌なことは、人にはしない」

②「相手がして欲しいことは何か考え、それを与えてあげられる人になる」

ということです。

 ①のような行動は、必ずどこかで自分に返ってきます。そこからお互いに敵意を持つようになって、悪口を言ったり、小競り合いがあったりと、平穏な気持ちで過ごすことができなくなり、そういう姿は関係のない人も感じ取るので、だんだん人が自分の周りに近づかなくなり、という感じで、負の循環に陥ります。

 ②のような行動で人が喜ぶと、きっと自分の喜びとして返ってきます。また、その人も、自分や他の誰かに、同じようなことをしようと思うはずです。その結果として、自分が困っているときに助けてくれる人がいて、また多くの人に喜びをもたらすことができます。

 二宮尊徳のいうところの、「奪って益なし、譲って損なし」ですね。

 「來」の字は、木の下に人が集まる様を表した字です。周りに人が集まってきて、困ったときは助けてくれる人がいつもいるように、また困っている人を助けられるような人になって欲しいという願いがこもっています。「里」の字は、穏やかで、真っ直ぐな心を持ち、裏表のない人になって欲しいという願いがこもっています。「紗」の字は、美しく、しなやかな女性を表す字です。美しいとは、容姿のことではありません。人格、人柄、品格などの、人としての内面のことです。

 お父さん、お母さんは、そのような願いを込めて、2人の名前をつけました。2人には、いつも人が集まり、助けてあげたり、助けられたり、みんなと支え合いながら生きる幸せな人生を送って欲しいと願っています。