思い邪(よこしま)なし
p.22
吾れ十有五にして学に志す
三十にして立つ 「独り立ち」
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順(したがう)う 「人の言葉を素直に聞けるようになった」
七十にして心の欲するところに従って、矩をこえず 「思ったことを自由にやっても道を外すことはなくなった」
p.23
其の以(もち)いる所を視、その由る所を観、其の安んずる所を察すれば、人焉(いずく)んぞかくさんや、人焉(いずく)んぞかくさんや、
「その人がどう行動するか、何を由りどころにしているか、何に満足するか。この3点が分かったら、その人物の本質ははっきりする。けっして隠せるものではない」
p.28